サワッディーカァー
2020年7月18日に三浦春馬君が亡くなってから丸三年。
あの衝撃ニュースを受けてからもう三年も経つんかと月日の経過の早さにびっくりしちゃうけど、
いまだに信じられへんし、ふとした時に春馬君が出てくるんよね・・
作品見た時はもちろん、あぁもうすぐ春馬君の命日かぁーとか。
暗い気持ちになっちゃってたら故人が浮かばれへんとは分かっているものの中々割り切れず。
いまだに「何故?」って思いが巡るんです。
まぁ考えたところで答えなんてないし、あの世で穏やかに過ごしてることを願うしかないんやけどね。
当時はショックで気持ちを整理する意味でもブログに書き綴りました。
最近また有名人の自死ニュースが飛び込んできたけど、テレビで見てただけにやっぱショックで。
タイに来てからニュースで目にするぐらいやったけど。
なんかね・・やっぱ悲しくなる。
“自死”ってそれだけ衝撃的で重たくて悲しいことやん?
「女性ホルモンが・・」とか「誹謗中傷を受けてた」とかって話も出てるけど、本当の理由は本人にしか分からへんことだけに周りは想像することしか出来へんよね。
今まで受けてきた色々なことが積み重なって一人で抱え切れなくなっちゃって、ふとした瞬間に糸が切れちゃったんやろうか?
自分らしく生きていくと決めて宣言してからの方が辛い日々やったんやろうか?
誹謗中傷については本人も動画で言ってたけど「その日のメンタルによって受け止め方が違ってくる」って。
「目で通すだけじゃなく心まで通しちゃって全部を受け入れちゃって病んじゃう夜もあった」って。
5歳になる息子の誕生日を祝うためにグアムまで行って一緒にお祝いした翌日にこんなことになるって一体どんなメンタルで過ごしてたんやろうってびっくりしたけど、
きっとギリッギリのところで踏みとどまって踏みとどまってなんとかこの日だけはって過ごして、役目を終えた気持ちになったんやろうか?
そんな時にふと「この世から消えてしまいたい」「もう楽になりたい」って思っちゃったんかな。
YouTubeもやってたし、動画やテレビでの発言をみると芯があって弱い人の味方で優しいなって思ってたけど、決して強かったわけじゃなくて強くあろうと努力してただけやったんやろなーって思った。
ほんま芸能人の自死ニュースは考えさせられる。
身近にあった自殺の話で言えば、子供の頃に同じ学年の子のお姉さんが受験に失敗して近所の駐車場屋上から飛び降りたって話を当時先生の口から聞いて衝撃的やったことを思い出すけど。
あとは身内の自殺未遂もあった。
「生きてても迷惑かけるだけだし仕方ない」って思ったみたい。知的障害の人やったから。
うちの家で一時的に一緒に住んでる時やったから子供ながらにびっくりした記憶。
母親が何をしてくれてるんやと本人に激怒してたけど。
とにかく自死だけはあかん。
本人がいくら辛かったとしても環境を変えてでも思いとどまって欲しいと思う。
いくらでも逃げ道はあると思うし・・必ずしも自分の心が壊れてちゃう辛い環境の中に居続けることはないよね。
辛い辛い辛いって思ったら別の環境に身を置いてみる。
それも一つの生きる術。
例えばLGBTの人は日本じゃなくそれが普通に受け入れられてるタイに来てみるとかね。
それには思い切りや勇気も必要やしお金も必要かもしれんけど、自分の人生を自分で終わりにしちゃう前に!って思う。
自死しちゃうのって私から見たら凄い勇気やと思うんやけどさ、それは多分私が今を生きれてるからなんやろなーとも。
死を選びたくなるほどの辛い環境に身を置いてるわけちゃうから。
それは幸せなことであるとも思うし。
もっと生きやすい社会やったらいいのにね。
一人一人が広い視野を持って行動する、相手を尊重する気持ち、”らしさ”を受け入れられる社会。
私も正直日本にいる時に偏見を持ってたことがタイに来てから変わったことがある。
そういう意味でも思い切って環境を変えてみることも大事やなと。
まとまり悪くなっちゃったけど・・
残されたパートナーと息子くんがこれからの人生出来るだけ穏やかに、ハッピーに過ごせますように。
そして春馬君の笑顔を時々思い出しながら、彼の作品に触れながら、これからも忘れずに居たいと思う。
ウド子