サワッディーカァー
木曜に友人母子と行ってきた日帰り列車旅。
無事にバンコクに帰ってくることができました〜
友達同士で旅行、しかも子連れでなんて滅多とない機会やからほんまに楽しかった!!
そういう意味ではAPEC休園様様かな。笑
家族での旅行はどちらかというとウド男氏が計画的かつ時間にきっちりしてるタイプやからそんなに旅先で失敗することもないんやけど、
今回はお互い細かく旅設計するタイプでもないので(ある程度は決めるけど)
まぁ帰りの列車をまさかの乗り遅れる、なんてこともありましたww
次の発車時刻が近くて良かったーー。あとチケットが安い点も然り!!
まさかの目の前で発車しちゃうっていうね。。二人して「えーーーっ!!」って声出たわw
ホームでトイレと飲み物買ってる間に発車しちゃってた( ・∇・)アハッ
きっとこの出来事も忘れられぬ旅の記憶として残るに違いない。
そしてこの日帰り旅でタイ人に抱いた両極端の感情。
両極端というのは簡単に言うと「温かさ」と「冷たさ」、「感謝の思い」と「不快感」でしょうか。
帰りの列車は1本乗り遅れたお陰で4人同じボックス席で指定席のチケットが買えたんですよね(最初に乗る予定だった列車は少し離れた席だった)
結果良かったねーなんて言って喜んでたのも束の間。
列車に乗り込み指定席に向かうと私たちが座る予定やったボックス席の片側2名席に既にタイ人の男女が座ってるではないか。
えっ?と座席ナンバーをチェックするも合ってる。
友人と私どちらが言ったか忘れたけど男女に「ここ私たちの席なんですけど・・」と。
すると男性が真顔かつ落ち着いた口調で「どこに座ってもいいんだよ(タイ語)」と言って退いてくれない。
「えっ?はっ?(心の声)」
そこで男女の前の席に居た私より全然タイ語堪能な友人が怯まずはっきりと言ってくれた。
「でも私たち友達同士で旅行に来てるんですよ」
それでもピクリとも動こうとせず。
反対側のボックス席に横並びに座ってた年配(50代?)の男女が、自分達の前の空いてる席を指差して「(あとの二人は)こっちに座ったらいいじゃない?」というようなことを言ってくる(はっきりと聞き取れず)
私たちは仕方なく横1列で座ることになったけどなんか腑に落ちへんし腹が立った。
せっかく4人一緒に座れる席でチケット買えたのに・・
これがタイ国鉄でのタイ人のルールか??とも思ったけどそれじゃ指定席の意味ないやん?
友人は取り敢えず席に座ってからも「ちょっとチケット見せてもらえますか?」と女性に言ってくれて、女性は「はっ?(何?)」とマスク越しでも分かるしかめっ面表情で返す。
もう一度友人が言うと理解したのかそれでもしぶしぶ手に持ってたチケットを見せてくれた。
その男女の座席は本来なら対角線状にあるボックス席(年配男女が座ってたボックス席の一つ前のボックス席)だった。
男女が座るはずのボックス席向かいには一人年配女性が足を横に置いて座ってた。
その男女はきっと自分達の指定の席の向かいに座ってたその年配女性が居たから空いてた後ろの席に座ったんでしょう。
でもグループでしかも子連れで乗ってきた人が来たら普通は「すみません」って言って自分達の席に移るもんちゃう?
チケットを見せた後にも男性が「どこに座ってもいいんだよ」って同じこと言ってたし。
断固として席を立たない太々しさときたら。しかも二人揃って。
久々に腹立たしさを感じたけどもともと面と向かってあーだこーだ言える性格でもないしどちらかといえば平和主義。ましてやタイ語となると余計。
こういう時にはっきり言い返せる度胸とタイ語力があればって思うけど( ;∀;)
食い気味に言ってくれた友人には感謝。
車掌さんがチケットチェックで来た時にちょっと言ってみようかとも思ったけど、お互いの子供が同じタイミングで膝枕で寝始めたしもういいかという気持ちに。
友人も同じ気持ちやったらしく特に何も言わなかったんです。
なんか最後に嫌な気持ちになったけど、相手の方が早めに降りたので友人との会話で不快感も自然と収まった感じ。
帰りの列車内ではそんな一幕があったけど行きには優しさに触れる機会がありました。
降りる予定だった駅に到着すると列車から降りたのはまさかの私たちだけ、かつ犬が吠えてるだけの田舎駅。車掌が何度も下車駅を確認してきたのも納得。
しかも情報不足で田舎駅から目的地までの足が皆無だった。汗
とりあえず暑い日差しが照りつけるなか大通りまで歩いて出ると、東屋が見えたのでバス停か?と近くの店の年配ご主人に聞くとロッメー(バス)が来ると。
その言葉を信じてしばし待つも一向に来る気配がない。
バイクに乗ったおじちゃんが心配して止まってくれたので聞くとバスじゃなくてソンテウだよと。
しかし待てど暮らせどソンテウすら来ないのでヒッチハイクでもしたくなった。
仕方なく徒歩10分強の目的地まで歩いていこう!と東屋を出発するもすぐに子供たちが「抱っこ〜(ウド助)」「おんぶ〜(友人の子)」との声。
でーすーよーねーーー。駅から暑い通り歩いてきたもんね。。それなりに楽しかったけどw
ということでお互いおんぶと抱っこ、汗だく状態で大通りを歩いていくこと5分ほど。
左手奥の方〜に屋外のタイ食堂らしき店を発見。駐車場もあり大通りからそこに停車する車の姿も。
そこで食べていたタイ人らしきグループがこちらに気づき、遠目からでも分かるぐらい私たちの方に視線を向けてくる。
想像するに「えっ?なんでこんなとこに外国人が??」「しかも子ども抱っこにおんぶしてる!」と驚きの意味での視線やったんやと思う。
おそらく外国人が歩いてるような道じゃないということww
近くを通ると先ほどの数人のタイ人グループの男女がこちらに近寄ってきて心配した表情で「どこに行くんですか?」と。
「ここに行きたいんですけど・・」と疲労困憊の表情で目的地を告げると「車で送っていきますよ」と。
「神!!!」
「助かったーー」( ;∀;)
もう心の底から救われた気持ちになりました。
車だと近いけどこの日差しの中15kgの子ども抱っこで徒歩はキツイ。。
男女二人が運転席と助手席に乗って目的地まで連れてってくれました(涙)
降ろしてくれた後も子どもに笑顔で手を振ってくれたりしてめちゃめちゃ優しい。
自分達からヒッチハイクと思っても、まさか誰かから声を掛けてもらえるとは思ってなかったので本当にありがたかったです。
ということで一言でタイ人といっても幼少期からちゃんとした教育を受けてるか否かの違いなのか何なのか?
人によって対応が違う、冷めてる人は冷めてるということを極端に感じた1日でした。
あの男女からしたら「外国人の癖に」「タイを知らない」ってな気持ちやったんやろなー
まぁ本当色んな人がいるよね。
それは日本でも他国にいたとしても同じように感じることやと思うけど。
あとタイは子どもに寛容な国と言われてるけど実際子どもに冷たい人もいるし一概には言えない。
けど断然子どもに優しい人の方が多い。日本よりも多い。
タイに来て6年ほどやけど私はそう思ってます。
ウド子